お店のストーリー
塩ラーメン専門店として、塩ラーメンを美味しく食べるための研鑽を日夜続けている「進化」。ラーメン好きな方々だけでなく、地元のお子様やファミリーにも愛されるお店では、こだわり抜かれた塩ラーメンが看板商品だ。
シンプルが故に細かいところにこだわったんですよ。温度管理だったり。たくさん食材を入れるのではなく、限られたものを掘り下げていくようにしています。まずは勿論塩ですね。どんぶりは有田焼を使っています。これには佐野実さんの影響があって。お湯を入れただけでも、有田焼とほかのものでは全然印象が変わったりします。水については純度の高いRO水を使っています。
塩ラーメンしかないため、開業当初は醤油ラーメンがメニューないだけで帰ってしまう人もいたんですよ。ただ、ラーメンは食べてもらわないと分からないので、出そうと思えば醤油ラーメンも出せるけど、出しませんでしたね。食べないのに「店の場所がわかりにくいから看板立てたほうがいいよ」なんてアドバイスくださる方もいたんですよ。店のことで手一杯だったので、店の外のことに対するアドバイスは参考になって、実際に看板を出したりして。うちのラーメンを目的に来てほしいので、あえてアクセスの良くない駅から遠い場所にしたんです。知れ渡るまでには時間がかかりましたね。
うちの塩ラーメン、意外にもお子様がすごく食べるんです。お子様はわかっていて、変な味がすると食べないんですね。うちのシンプルで優しいラーメンはシンプルだからこそ、お子様には好みの味みたいです。ファミリーで来ていただいている親御さんも「全部食べちゃった」と嬉しそうに話してくれたりするんです。開店当初のお子様が大人になって「久しぶり」なんて来てくれることもあって、嬉しいですね。
佐野さんのラーメンが好きで、有田焼などへの影響も受けています。「ぜんや」さんの塩ラーメンは専門店の味とリスペクトしています。「せたが屋」さんの塩ラーメンもインパクトがあって好きですね。
頭の中ではある程度「うちの塩ラーメンはこうだ」というものは出来上がっています。でも常に進化したいと考えていて、それがそのまま店名にもなっています。ですので、基本的な土台はオープンのときからブレていないですね。
丼を温めておいてほしいです。麺をゆでるのって難しくて、たっぷりのお湯で、沸騰したところに入れるのがポイントです。ザルにとって、ざっと入れたときに、しばらく放置してください。ぽたぽたとお湯がある程度落ちたら、湯切りをしてほしいですね。
チャーシューはレアチャーシューになっていますので、冷蔵庫でゆっくり解凍していただくと、しっとりとした美味しいチャーシューが召し上がれます。青葱を薄く刻んでのせると彩りもお店により近くなりますね。
町田汁場 しおらーめん 進化本店 至極のしおらーめん 1食セット
¥1,037
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